- 成田 智哉さん営業二部・部長
- 趣味:シーサイドライフ
- 島田 将宏さん大府古紙センター・収集運搬課・係長
- 趣味:料理
河村商事で働く以前から友達ということですが…。
- 成田さん:島田君とはもともと小学校、中学校が同じの幼なじみなんですよ。以前働いていた会社で、僕が彼を誘ったんです。で、その会社を彼が先に辞めて、河村商事に入社したんです。そして今度は僕が島田君に誘われて、河村商事に入ったんです。
- 島田さん:前の会社も運送関係だったので、トラックなどの操作や作業などもほぼ同じでしたから、この仕事なら成田君もやりやすいだろうということで、誘いました。
- 成田さん:誘われた時は、営業でもいいなら、という話でしたが、その時働いていた会社はもう辞めようと思っていたので、なんでもやろうという気持ちで河村商事に入りました。入社してからは、現場を数年経て、あるときから本当に営業になりました(笑)。現場の仕事は、以前の会社の経験を活かせた仕事だったので、スムーズでした。
- 島田さん:その時は春日井工場で、現場は12〜3人くらいでした。現場が1人増えたらちょっと困る感じでしたね。ちなみに僕も友達に誘われてこの会社に入ったんですよ。
そのきっかけも友達ですか!
- 成田さん:島田君が向口君(小牧リサイクルセンター勤務)に紹介されて、向口君はもともとお母さんが働いていて、うちの息子が…ということで。それから連鎖、連鎖で…今に至ると。
- 島田さん:10人くらいは入社してるかな(笑)。
- 成田さん:トモダチ作戦ですよ(笑)。その頃は27、8歳くらいで、いろいろ友達に声をかけたんです。最初に入った会社の仕事に疲れてて、次の仕事に変わるんだったら…というタイミングの友達が多かったんですね。
友達がたくさん同じ会社で働いているってどうですか?
- 島田さん:言いたいことは言えるけど、友達だからこそ言えないときもありますね。あと、一緒に休みが取りにくい。でも友達だと結束力が強いとか、仕事場の雰囲気がいいとかメリットもたくさんあります。
「友達に声をかける」ほどなので、河村商事はいい職場だと思いますか?
- 島田さん:以前の仕事は体力的にも生理的にも僕には厳しかったので、この仕事内容で休みが取れて給料もいただけるならいいなあと思いました。
- 成田さん:同じ仕事時間、同じトラック運搬だけど、紙を積む仕事ですからキレイなもんです。
- 島田さん:ただ、紙を積むのって大きさや重さがそれぞれ違うので、体がきついって言う人もいます。
- 成田さん:体力仕事をしたことがない人には最初はめちゃめちゃきついと思います。ほこりもすごいし…。
- 島田さん:リフトで積み込めないし。
運転して現場まで行って、紙を手積みして…。近くで見ててもきつそうだなぁと思いますよ。
- 島田さん:新卒で春に入社して夏を過ぎたら、あとは楽です(笑)。工場内の仕事はエアコンがないので、トラックのほうが快適ですよ。
- 成田さん:もともと飲食業だった人もいますが、だんだん働ける体になってくるんです。
運送業の人からみると河村商事はどうですか?
- 成田さん:運送業界は最近あまり人気がないですね。名古屋〜大阪など中距離やっている人は給料少ないっていいますね。
- 島田さん:働き方が僕には合ってますね。中距離業務だと朝早く帰って来る日があったり、夜遅く帰ってきて、また次の日早く出て行ったり。それで給料も少ない、さらに家族があると子どもと遊ぶ時間もない、日曜日も遊びに行けない、などなど。その点、河村商事は遅くても6時には終わりますから。同じ8時間で、リフトを使って汗もかかずにできる仕事と違って、手積みで体力的にきついかもしれないけど、仕事以外の時間がきちんと取れる生活ができることを考えると、河村商事は働きやすい職場だと思います。仕事が終わって、そのあと自分の時間も取りやすいですしね。
趣味の時間を充分とりたい人などには、とてもいい職場ですね。
- 成田さん:プライベートの時間を充実させている社員が多いです。いろいろな地域で古紙業界の話を聞くんですが、河村商事は給料は、悪くはないです。平均よりはいいほうだと思います。まあ、下を見てもきりがないし、上を見ててもあがるわけでもないので。島田君のように年1回、必ず沖縄へ家族旅行をしたり、別の人は休日はいつも釣りに行くとか、趣味にお金を使えるくらいちょっと余裕のある給料体系です。
大事なことですよね。仕事ばかりでもダメだし、給料が少なすぎてもいけないし。
お二人とも最初は現場でしたが、今は?
島田さんはドライバーということですが、とある一日のスケジュールは?
- 島田さん:コースにもよりますが、朝6時から8時くらいに来て、車両チェックして、8時間乗ります。朝6時だと午後3時には終わります。道路が混んでたりして回りきれず終わる時間が遅くなることもありますが、きちんと残業代もつきます。なので、普通にコースをまわって、2時間残業しても、午後5時には終わります。
- 成田さん:コースには時間指定の回収場所も入っているので、だらだらと時間かけてやってると休憩も少なくなります。
- 島田さん:間に合わないと電話がかかってきます(笑)。
ドライバーってどんな仕事ですか?
- 島田さん:会社から外に出たら一人なんで、気楽ですね。コースは決まっているんですが、迷惑がかからない範囲で変更もできますし。運転が嫌いじゃなければ。
- 成田さん:運転が嫌いな人はドライバーを希望しないんじゃないかな。みんな結構自由にやってますよ。
- 島田さん:ドライバーってそういう仕事のやり方が好きな人が多いです。一人が好きだったり。あとは積み荷ですね。壊しちゃいけないものかどうか、ということも仕事を選ぶ上で重要ですね。
- 成田さん:同じ運ぶ仕事でも、商品、部品、材料などいろいろありますから、当然ドライバーの意識も変わります。
運転ばかりですが、仕事上のコミュニケーションなどはどうですか?
- 島田さん:お客さんによっては言葉遣いなどで、たまにクレームがきます。あと態度が悪いとかですね。話し下手でも、愛想がよければいいです。そのあたり全部無視だと…。
- 成田さん:一般常識は必要です(笑)。
営業職はどうですか?
- 成田さん:実は河村商事に入って、初めて営業の仕事をしたんです。河村商事の営業って、例えば100円のものを買って下さい、ではなくてそこにあるものを100円で売って下さい、なんです。簡単そうに見えて、意外と難しいんですよ。あと、これも違った難しさなんですが、コンビニ1件を取るのと、物流センター1件取るのでは、両方とも新規顧客1件なんですが、古紙の量が出るところをやらないと、ほめてもらえないです(笑)。ですが、量の出ないコンビニも別のお客さんからの紹介だったら大事にしないといけないし…。ただ、現場のドライバーからすれば、1箇所でトラック満タンにできた方がいいですから…難しいですね。また、実際自分も現場をやってきたからここは仕事がやりづらそうだなというのが分かるので、目先に段ボールが積んであっても営業はいかない場合もあります。
営業にもドライバー目線は大事だってことですね。
- 成田さん:ドライバー経験のない人が営業をすると、大変なことになります(笑)。
新しく営業を育てるには時間がかかりそうですね。
- 成田さん:そうですね。2〜3年は現場でやってもらって、それから営業職ということになりますね。河村商事の仕事は、会社とはいえ個人との信頼関係も大きなウエイトを占めてますから、自分が持っているお客さんで引き継ぎの難しいところや、さらに新規で仕事を取ってくるには、時間かかりますね。
その他に営業にはどんな仕事がありますか?
- 成田さん:これは特殊な例ですが、全国にあるお客さんの営業所(回収先)などに行って、地元の回収業者さんも含めた古紙の回収に携わる皆さんに、河村商事の仕事のやり方を教えていく仕事があります。まあどちらかというと現場の仕事ですね。河村商事の代表で行くので、ここでも現場の経験は必要になってきます。この仕事は半月以上の長期出張になることもあります。あ、もちろん出張手当もきちんと出ますよ。
これから入社して一緒に働く人へ。
- 成田さん:趣味を持ってください。今趣味を持ってない人が多いんですよ。趣味は仕事の原動力にもなりますから。
- 島田さん:河村商事では、趣味が楽しいから仕事も頑張れる、という生き方ができますよ。
- 成田さん:仕事が楽しいから趣味も楽しい、が一番いいんですけど(笑)。